【洲崎神社】 災害時に生き残った住民とともに移住した神社

こんにちは!かなざわぐるみ編集部のフジワラです。

本日は、金沢八景駅から徒歩約10分、少し住宅街に入った場所にある700年以上の歴史を持つ神社を紹介します。

         (手前に見えるのが鳥居、奥に見えるのが社殿)


〇洲崎神社の印象

洲崎神社は住宅街及び道路に面しているため、神社のある空間だけ別世界のような印象を受けます。また、土地としては広くはないものの、敷地内にある施設はどれも歴史を感じさせるものであり、土地の広さ以上の風格を漂わせています。



〇洲崎神社の歴史

洲崎神社の歴史については、敷地内にある看板に記載されています。


             (洲崎神社の歴史を記した看板)


洲崎神社の建設年は不詳ですが、元富岡村と柴村の間にあった長浜というところに祀られていたとされています。当時は多くの長浜の人々が訪れ、賑わっていたといいます。

しかし、1311年に神社・住民を大津波が襲います。生き残った住民は現在のこの洲崎付近に移住しました。生き残った住民たちは、新しく移住した洲崎の地に流された神社を移住させることを決定。これにより洲崎の地に洲崎神社が建設されることとなりました。

現在の建造物は、1839年に再建されたものになります。もともとこの地は道路であり、珍しい道路の真ん中に建つ神社であったが、1904年に行われた横浜金沢間道路改修によって、現在の位置に移転されました。

その後、1908年に境内が拡張され、翌年1909年に拝殿が改築され、社殿が完成しました。


〇神社の様子

・社殿

・獅子

・手水舎



〇まとめ

 住宅街の中に佇む洲崎神社は、まるでそこだけ別世界であるような雰囲気を醸し出しています。駅から10分ほどで行けるこの神社に、みなさんも寄ってみてはいかがでしょうか。



〇参考

「猫の足あと│洲崎神社│長浜で生き残った住民が鎮守大六天とともに当地に移住」

https://tesshow.jp/yokohama/kanazawa/shrine_szaki.html

(最終閲覧日2022年5月3日)



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