こんにちは!かなざわぐるみ編集部のカセとフジワラです。
この度、大学の講義が後期日程に入り、2年生がゼミ活動に本格的に参加することとなりました。
そこで、まずは「自分たちの足で地域を知ろう!」という運びとなり、ゼミ生がまちあるきを行いました。今回はその様子をご紹介します。
【まちあるきルート】
今回訪れたのは、京急沿線の「能見台・富岡」エリアです。このエリアは、こちらの記事でもご紹介した「おかまち」を通して関わらせていただいている地域です。
2021年10月20日、15:00〜18:00頃まで、2班に分かれて能見台駅発、京急富岡駅発の2チームに分かれて、駅周辺を中心にまちあるきをしました。
そこから得られた感想を、写真とともにご紹介します!
【能見台エリア(IMAGE BOOK準拠)】
【能見台駅】
高齢者やサラリーマンを中心に利用者が多く見られました。当初は「谷津坂駅」と言う名称でしたが、昭和57年に改称、現在の「能見台駅」となりました。電車の本数が多く、駅目の前からバスも出ており、非常に便利そうです。
【イトーヨーカドー 能見台店】
駅のすぐ近く、一際目を引く大規模商業施設です。住宅街からも近く、利便性が高いと思われます。今回の街歩きでは時間の都合上中には入れませんでしたが、また機会があればぜひ利用してみたいです。
【能見台駅周辺の高層住宅群】
駅からイトーヨーカドーを回り、大きな道路に沿って西に進むと、高層住宅街に入りました。高さを合わせた外壁の塗装など、統一感のある街並みを見上げながら進みました。連なる街路樹や広い歩道も含め、とても計画的に整備されている印象を受けました。
【能見台中央公園】
駅から少し離れた、一軒家の多い住宅街の中で、緑に囲まれた大きな公園を見つけました。複数の親子連れが遊ぶ様子が見られ、遊具で遊ぶ子供たちの声が印象的でした。これだけ緑あふれる公園は貴重だと感じました。
【京急ショッピングプラザ能見台】
駅から西に向かって住宅街の中を貫く坂を登った先に、京急ショッピングプラザ能見台がありました。ストア前の広い空間には柱が建てられ、モダンな雰囲気があります。この空間は何かに使えそうだ!と班員から声が上がりました。
【住宅街の中の緑道】
京急ストアから駅へ帰る際、住宅街の中の細い緑道を通りました。密集した住宅街でありながら、背の高い木々に囲まれた自然を感じられる空間に、班員もリラックスした様子でした。(若干名は頭上のクモに怯えていましたが…)
【能見台駅前商店街】
住宅街から駅に向かって下る坂に連なる商店街です。坂に位置する商店街はなかなか見ない光景だよね、と班員の中で話題に上がりました。道路の両脇に立つ緑の街灯もノスタルジックで印象的です。冒頭にご紹介した大型商業施設にないような、個性的な店が住宅と交互に並んでいます。
【能見台エリアのまちあるきを行なった班員の感想】
「上から見るとまるで碁盤の目のように見える整然とした住宅街だった。実際に歩くと傾斜が多いことがわかった。」
「住宅街の中の緑が豊か。歩いていて心地よかった。」
「ただ歩くだけでは少子高齢化などの問題が見えない。むしろ綺麗な街並みからは好印象ばかり受ける。もっと踏み込んだ調査が必要だ。」
【富岡エリア(IMAGE BOOK準拠)】
【京急富岡駅】
エスカレーターを降りてすぐ右手に京急ストアがありました。買い物をする利用者が多く見られました。写真外の右側に「旧海岸線を感じながら 歴史・海・緑をめぐる道」と言うウォーキングルートのマップが掲示された看板があります。立ち寄った際にはぜひご覧になって、実際に歩いてみてください!(私たちは断念しました…全長13Kmに心折られました…)
【富岡薬局さん前の待合所】
目の前の富岡薬局さんの待合所であり、ご厚意でイベントスペースとしても提供されています。中に置かれた机には「みんなの富岡・能見台 丘と緑のまちづくり IMAGE BOOK 」も置かれているので、ぜひご覧ください。
【富岡中央商店会】
京急富岡駅西側、富岡小学校通り沿いの商店街です。富岡商和会と合同で、「富岡歳末らくらくスタンプラリー」を毎年実施しています。
【富岡の住宅街】
商店街から脇にそれると低層の戸建て住宅が密集していました。緑が多く、なんと道に沿って小川が流れていました!散歩するのが楽しくなりそうな空間です。夏場はとても雰囲気が良さそう、と班員が話していました。
【横浜市富岡地域ケアプラザ】
小川を辿った先にあるのが、「富岡地域ケアプラザ」さんです。「ケアプラザ」とは、身近な福祉・保健の拠点として、横浜市が独自に市内全域に設置する施設で、こちらもそのうちの一つです。「地域活動・交流」「デイサービス」「ケアプラン」そして「地域包括支援センター」の4部門が協働し、「ご利用者に誠意の限りを尽くします」をモットーに運営されています。おかまちの活動も一部こちらの会議室をお借りして運営しています!その模様も今後の記事でご紹介いたします!
【ご対応いただいた職員さんとの写真】
施設内で、所長の仁平さん(写真:後列左)、コーディネーターの山田さん(写真:後列右)から施設の構造や利用スタイルなどについての説明をしていただきました。班員一同、貴重な体験をさせていただき、多くのことを学ばせていただきました。突然の来訪にも関わらず丁寧に対応していただきました。本当にありがとうございました。
【富岡エリアのまちあるきを行なった感想】
「山田さんによると、今回まちあるきを行ったルート以外にも、とにかく坂の多い地形で、地元の小中学生ですら坂が多くてつらいと話していたという。より広範な調査と住民の方との交流がしたい!」
「富岡地域ケアプラザでは様々なイベントが実施されている。私たちも地域活動に参加したい!」
「自然の感じられる静かな住宅街は、商店街も近く、暮らしやすそう。」
「坂の多さは歩いていても感じる。私たちはどんなアプローチができるだろうか?」
【まとめ】
今回のまちあるきを通して、地域の人々と関わる重要性について認識しました。事実や意見の中には、地域の人と密接に関わって実際にお話を聞くことでしか得ることができないものもあります。そのため、地域の人々と関わることで、今後、より住民目線で地域に密着したまちづくりを目指すことができると考えています。
この経験を生かして、更に地域への理解を深め、次は実際の行動に繋げていきたいと考えています。
最後に、今後も「かなざわぐるみ」では、学生視点で地域の魅力をお伝えする記事を随時投稿していきます!どうぞお楽しみに!
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ycu.urban.design@gmail.com
【参考文献・参考資料】
- みんなの富岡・能見台 丘と緑のまちづくり IMAGE BOOK
- https://www.google.com/intl/ja/earth/(閲覧日2021/11/6)
- https://shafuku-doujinkai.or.jp/facility/care-plaza/Tomioka (閲覧日2021/11/6)
- https://www.e-stat.go.jp/stat-search/database?page=1&layout=datalist&toukei=00200521&tstat=000001080615&cycle=0&tclass1=000001124175&tclass2val=0(閲覧日2021/11/6)
かなざわぐるみ編集部
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