【瀬戸神社】源頼朝が建て徳川家康が参拝した神社

こんにちは! かなざわぐるみ編集部員のフジワラです!


2022年も半分以上すぎ、気づけば暑い日々が続いています。私も外出するとヘトヘトになります...。

 さて、今回ご紹介するのは現在NHKで放送されている大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にも登場する有名な歴史上の偉人「源頼朝」が建立したとさせる瀬戸神社です!



【瀬戸神社の歴史】

瀬戸神社が建っている地は海沿いです。昔からこの付近の海は海上交通の難所と言われており、5~6世紀ごろから海神を祀っていたとされています。そして、源頼朝が1180年、挙兵の際の戦勝を祈願してこの神社が建てられました。

 その後、北条市や足利氏も参拝したとされ、1600年には徳川家康も自ら参拝したといわれています。

 以上のことから分かるように、瀬戸神社は非常に長い歴史を持っており、境内には「蛇混柏(じゃびゃくしん)」と呼ばれる、1680年の大防風で倒れたとされる区内最古の横浜市指定名木があります。

蛇混柏(じゃびゃくしん)



【神社の様子】

瀬戸神社は国道16号線沿いにあるため、周囲から見ると異質で迫力のある雰囲気を醸し出しています。道路を挟んだ先には琵琶島神社があり、現代的な建物が並ぶ中で歴史を感じる空間が突如として現れる様子を体感できます!

瀬戸神社側から撮った写真

こうしてみると、国道16号線のすぐ横に立っているのが分かる。

道路を挟んだ向かい側には琵琶島神社が見える。


 境内に足を踏み入れると、そこに大きな縄の輪を発見!

頭に「?」を浮かべながら近くまで行くと、説明の書かれた看板がありました。

看板を見ると

・この輪の名前は「茅の輪」という名前である

・決まったくぐり方をすると穢れを清めることができる

 そうです。

「茅の輪」の写真

人が通れる大きさであるため大きい。何も知らなければ驚くに違いない。


「茅の輪」の説明書き

訪問時に参拝していた方は皆この通りにくぐっていた。


 奥に進むと社殿を発見!国道沿いにあるとは思えないほど大きくて迫力があります!内部はガラスが貼られており、歴史を感じる外観ながらも内側からは現代感を感じました。



 社殿に向かって右側には歩道が整備されており、沿道に様々な植物を見ることができます。参拝ついでにゆったりと花を見て癒しを得られるのもまたいいですね!


社殿横の道の写真

緑豊かで整備されたこの道を進むと...


祠や様々な植物を発見!空間全体から歴史と自然を感じられる別世界のような空間です!



【最後に】

国道沿いにこんな長い歴史を持ち、その歴史を感じることのできる空間はなかなかありません。古くから鎌倉にも縁があるこの金沢区特有の空間といえるのではないでしょうか。現代的な街並みの中で歴史と自然を感じられるこの瀬戸神社に、せひ行ってみてはいかかでしょうか。



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